INTERVIEW04
運転士の可能性を見出してくれる会社環境の 良さに感謝しています
- 助役兼自動車運転士
- 嶋田 良一(2003年2月入社)
自衛隊員からバス運転士に。
戸惑いながらも楽しさを見つけました
キャリア15年以上という嶋田運転士。ベテランらしい風格と優しい笑顔が印象的だ。
「運転士になる前は自衛隊員として働いていました。任期満了に伴って再就職が必要になり、その説明会に西鉄バスが来ていたことで興味を持ちました。もともと運転するのが好きだったので、バス運転士という仕事がとても魅力的でした。私みたいなケースで、実は西鉄バスの運転士は自衛隊出身者が多いんですよ。運転士になった当初は、お客様との対応に戸惑いがありましたね。今までお客様に対する受け応えというのを仕事としてこなかったので、初めての体験でした。でも今では仕事の楽しみの一つ。お客様との会話も大事にしています。」
命を預かる仕事だからこそ、
指導員としても責任を感じます
嶋田運転士は助役兼自動車運転士として勤務し、多くの運転士から慕われている。
「路線に出て運転を行うだけでなく、営業所・運転士全体の管理や新人運転士への指導なども行うのが助役兼自動車運転士です。特に新人運転士への指導は、『起こったあとではなく、起きることがないように』教えなくてはなりません。危機回避の方法を潜在的に刷り込むために、先輩運転士の経験談を伝えるだけでなく、教える側も緊張感をもって指導するようにしています。運転士は運転が好きなことはもちろん、責任感の強い人、お客様との対応が丁寧な方…営業職をされていた方なんか向いていると思います。緊張感のある仕事ですが熱意をもって運転士を目指していただけると嬉しいですね。」
技術向上と、運転士としての可能性を広げてくれる
環境も魅力の一つです
福岡市内を走る連節バス。そのスタートアップには限られた運転士のみが参加できた。その先鋭の一人に嶋田運転士がいる。
「連節バスの走行が決まって、最初の運転士を募集する際に自ら手をあげました。九州では初めて、会社にとっても大きな挑戦だったので、運転士として一端を担うことができたのは喜ばしかったです。路線バスと違う車体や、長距離や高速道路を運転士として走ることは、自身の運転技術を向上することができるので嬉しいです。研修期間などで業務を休まないといけないこともありましたが、会社がしっかりサポートしてくれ、気負いすることなくチャレンジできました。」
状況判断が早くなりました。自動車運転士になってから前もって準備をすること、気持ちを作ることが習慣になって、常に冷静な気持ちで運転ができているからだと思います。プレッシャーの大きな仕事だからこそ、先を見て行動することが要だと感じました。
- 嶋田 良一(しまだ りょういち)
- 助役兼自動車運転士 / 2003年2月入社
- 熊本県出身。2児の父親として休日は買い物や自転車の練習、キャッチボールをして過ごしている。
今までのキャリア
- 大分県湯布院駐屯地で勤める自衛隊員だったが任期満了のため、転職。転職説明会に来ていた西鉄バスに興味を持ち、25歳のときバス運転士に。
- 助役兼自動車運転士として営業所の管理役としても勤める。連節バスなど通常の路線バス以外の運転も行なっている。